2018年 8月 千葉から車で西日本へ。
岡山県は「晴れの国」と言われていました。確かに晴れだけど、大雨の被害が随所に
倉敷市真備町の避難所に大型冷凍ストッカーをお渡しして、愛媛県の西予市へ。愛媛県では西予市だけが県外ボランティアOKでした。山里にある野村の乙亥の里。温泉が復旧したら入りたいな
広島県瀬戸内海沿岸にある坂町小屋裏へ
3年前の広島安佐北地区の豪雨災害では現地に入らなかったので、豪雨災害の被害をまざまざと見せつけられました。テントを張っただけのボランティアセンターができていました。
うだるような猛暑の中、住民とボランティアが泥だし、片付け作業に励んでいました。
現地に入ると、テレビだけではわからなかったことに多く気づきます。
①高速道路は内陸にあるため、海岸沿いの被災地に入るのに、ほとんどの道が通行止め、有料道路だけしか通れない状況。こういう時は無料にしてほしい ②スーパーが被災また自動販売機も売り切れで(補充も来ません)冷たい水をみんなが飲めない状況でした。
③ここにも大型冷凍庫が必要だと思いました。あれがあれば、2Lのペットボトル丸ごと冷やせて、半日冷えた状態で飲めて、タオルで巻いて冷たい濡れタオルにもなるからです。
④膨大な土嚢袋を使用しています。これもプラスチック製品ですが、ほぼ瞬間的な用途なので肥料袋のように紙で作れれば
ここにある人に会いにきました。「おいちゃん」広島のスーパーボランティアです
この人は、大震災後岩手県の大槌へ年に一度、支援で通っている方です
2018年9月 愛媛 愛媛のミカンはミカン産地の中でも特に急斜面で作られています。
作業にはトロッコが欠かせません。まるで天に向かっているようです。ベテランのおじいさんは何とこれに乗ります。
「昔は一面、ミカンだったんだ。こんなに寂れてしまった。俺たちが止めたらここも終わりだな、、、」と。
愛媛県大洲市、災害発生時は通行止めだった道路が通れるようになりました。が、まだ不安定です
巨大なコンクリートのブロックが砕けて川へ崩落しています。砂防ダムの一部のようです。
2018年11月、広島へ。今回は 水道等配管のプロと長距離バスドライバー、大人3人の水戸黄門旅になりました。川も地面も土砂と流木で埋め尽くされていたのですが、驚くほど片付いています。ほとんど人海戦術でなされました。人間の力ってスゴイ。片付いた後にはご位牌が。
小屋浦の山手の方はさらにスゴイ惨状でした。コンクリートブロック塀の川岸は見る影もありません。川そのものも破壊されたような豪雨災害です
2019年1月、広島 山陽自動車道からも小屋浦へ入れるようになりました。長く通行止めだったのも納得。運転も要注意。砂防ダムがダムごと土砂に埋もれています。広島は数年前も大きな豪雨災害がありました。砂防ダムでは無理でした。ではもっと大きなダム?別の発想が必要かもしれません。コンクリート塀も見かけはきれいだけれど、壊れるときは一気に壊れています
2020年11月 広島市内 川に中にはまだ大量の土砂が、、、
2011年愛媛県吉田町、ミカンの収穫期、豪雨災害を生き残ったミカンと人。絶対勝って帰る!
ミカン畑も少なくなって放棄地が増えたようです
2020年11月 愛媛県吉田町の玉津。2年前に大規模に崩れた山の斜面の復旧工事が進められています。素敵な小学校。水道の蛇口からはミカンジュースが出てきそうです
2021年5月 広島県坂町小屋浦を再訪。道路材からは見えませんが、少しだけ川の上流に向かうと、大きな傷跡がまだまだです。昔から水害があったことを示す石碑は移設されていました。