鳥の目、虫の目
新幹線や高速道路からは見えない景色がたくさんあります。下道を走るからこそ、土地の表情が良く見えます。鳥や虫の視界のように、遠くから近くから、風景を見ていきます。
2018年12月常総市の圏央道、ゴミが、、、大人のモラル低下してるな~
2017年8月 九州(熊本地震その後~7月の九州北部豪雨被災地へ)
阿蘇への道は、まだ工事も手付かずの箇所もありました。南阿蘇村はとても美しく、大地震があったと思えないほどです。写真は南阿蘇村道の駅で働かれているお年寄りです。
阿蘇は まるで天空の城LAPUTA 山側の壁が城壁のようです
大分から~福岡朝倉へ: かつて豊後街道の面影が感じられますが、廃線になった線路、駅
ローカルの現実が、見られます
2017年5月 和歌山のミカン農家さんを訪ねて紀伊半島へ 海岸線を走りましたが、三陸のような高い防波堤はありません。ここも大津波の記憶はあり、海が見える防波堤と漁協の近くに津波タワーがありました。
2017年5月 横浜~長崎へ。とうとう車で行くことになりました、、、
高速道路のSAはトラックがびっしり。貴重な仮眠がとれる場所なのです。
高速道路を走っていて、思わず見かけたトラック。東北へのエール、東北の人が見たら喜ぶだろうな
2016年12月、新潟県岩船郡山北町。雪国のインフラは堅牢です。生活に車が欠かせない、地元の人達はこのガード下で雪を避けます。皆さんきちんと停めてます。縦列駐車のレベルが 高っ!!
高齢者の自動車運転への世間の視線が厳しくなりましたが、地方の人達には必需です、、、、
2015年10月 茨城県勿来、ここには高い防波堤はありません。この景色があるから、人がいるように思えます
2015年7月 岩手県北三陸 野田村と普代村の堺にある、45号線からの眺望が最も美しい所。
なのですが~樹が繁って見えない、、、おまけにたばこの灰皿捨て!ペットボトルまで
2017年 四国、お遍路さんを何人かお見かけしました。長距離運転だけれど、歩いている人たちもいる。がんばろう!
四国の山は、それほど高くありません。稜線はなだらかで 町や旅人をやさしく見てくれているようです
道路沿いに小さな運動会社がありました。
看板には、心づかいの言葉が、、、看板の裏の言葉は「おかえりなさい、ごくろうさま」でした
淡路島を通り、大阪をぬけて車中泊。深夜2時 コンビニでタクシーの運転手さんが洗車していました。家で眠れるのは何時だろう、、、 コンビニは5時前から人が多くやってきます。働く人たちは夜遅く、朝が早いです
九州から四国へはやはり船。 朝6:00に乗るため、夜中から車が増え始め、ごらんのとおり。
船室ではみんなが、互いに気遣いながら、場所をとって休みます。
トラックの運転手さんらしい人は本当に体を丸めて休みます。車中泊が多いんだろうな
北三陸に足をのばすようになりました。以前の三陸の光景を見たいのかもしれません。
田野畑村のバス停。ご当地キャラもかわいく、何より、人にとてもやさしいバス停です。旅人も一時休めそうです
野田村で住民の皆さんが地域おこしの活動をされていました。
石屋さんの車、、、地方には体を動かす仕事の方が多いです
こちらは吉里吉里町の浪板海岸。松原白浜に加え、海底が板のように水平なので、波が美しいです。サーファーがいました。階段も客席みたい。2020年オリ・パラのマラソンとトライアスロン、三陸でやってくれたら
2018年1月 道路沿いには数字メーターの標識が。100mごとです。
東京から100mごと、、、しかも2枚。この他にも仙台へとか大阪へとか。
管轄は国土交通省?余った予算は使い切らなくていいから~、節約という言葉はないのかね?
2018年9月 岩手県 田老の道の駅
田老には「万里の長城」と言われた、防波堤がありましたが、3・11の津波を防ぐことはできませんでした。防波堤より高台移転という住民の結論がでたのですが、なぜかまた防波堤、 道の駅の横には大きな野球スタジアム。
この道の駅は、道路よりも低く、排水路が狭く低い。背後は山で、先月の西日本豪雨災害の被害を見ると、ここに一旦大雨が降ると、浸水被害がでそうです
大槌町と釜石市に間にある水門 人がいない所に、この大きな水門は必要なのかな?
すぐ背後は山々、土砂災害が起きたら、水門が水をせき止め、離れた町に逆流していきそうですが。三陸沿岸の防波堤工事は津波対策に重点を置きすぎて、雨による水害対策の視点がないのでは?
栃木県那須4号線、いつもは夜に通るのですが、今回は昼間なので、風景がよく見えます。
ここは大型車が休める貴重なポイントです。思えば、この2,3年駐停車禁止の看板が増えました。乗用車はいいけれど、ロングサイズの大型車はそうはいきません。未使用の土地もあるのだから関東5県は特に確保してあげてもらいたいです。
栃木県の蛇尾川。 川というより田んぼか河原、一面の雑草と砂利。 川底も低く、豪雨でなくても溢れそうです。脇には田園が広がります。 東日本の河川はどこもかんな感じです(もちろん西日本にもあるのですが) 西日本豪雨クラスの雨が降ったら、、、、
2019年9月、先輩たちに会いに豪雨被災地の佐賀県へ 大分県の尾畑さんと広島県の佐渡さん。佐渡さんが昨年寄付した冷凍庫を運んでくださっていました。夏に起こる豪雨被災地にこれは必需品かも。
大人が片づけに忙しい中、子供たちはみな仲良く待っていました。そこにあったのは去年の西日本豪雨被災地の宇和島からはげましのミカンです。 ボランティアの後は無料の入浴券が(これが嬉しい♡)
2018年 東海道。53次にもある神の道といわれる松の並木
きれいに手入れや掃除がされています。公共を守るのは行政だけではないのかもしれません
高い防波堤はありません。海は見えるので、津波が見えたら一目散に高台へということか。
道路標識がありましたが、何かイやな感じ。おばあさんが苦労してブロックを運んでました。お一人暮らしなのかな、、、
和歌山県、沿岸。ここにも高い防波堤はありません。海が良く見えます
2019年6月 岩手三陸。 コンクリートこれでもかと並びます
2019年8月 新潟 地震の被災地なのですが過疎地のせいか報道されることはあまりありません、、、
まだ屋根ブルーシートの家が多くあります。実はこのブルーシート熊本県から贈られたようです。いいニュースです(泣)
2019年8月 長岡市山古志村から、奥会津を通って、西那須へ
この道は難所でした! もしこのルートが通りやすくなれば、物流と人の大きな流れができそうですが。
河川を拡げる工事が行われていました。コンクリートブロックより、自然の石も活用できるのでは、石も「 俺たちをつこうてくれ~」と言っている気がします
2019年9月 長崎県川棚町 石木ダムでゆれる町
私は長崎県出身ですが、島原半島の最南端の町で、県の地形状遠い土地でした。
地元のこれほど大きな問題があることにもほとんど知りませんでした(反省、、、)
川棚町は静かで美しい、棚田の土地でした。水清く、ホタルの生息地、貴重な生態系でもあります。諫早潮受け堤防問題と同様、ダム建設VS反対で地域が分断されていました。
佐世保の水不足と言っても日々の引水にも困っているならまだしも、まして住民の生存権を脅かし、取り上げる行政の姿勢には反対です。佐世保の市民の人たちも逆の立場だったらと考えて頂きたいと思います
地元住民有志による座り込みに参加させて頂きました。建設会社の人たちがこちらの写真を撮っていたので、こちらもお返し。沖縄の辺野古も写真をとって住民リストを作り、政府に提出していたっけ。情けないというより悲しいな、、、
無数の石垣が積まれて作られたこの光景、日本農業遺産になってもおかしくないと思います。
今年の東日本豪雨で東日本の田んぼには甚大な被害が出ました。 向こうの人たちにこの写真をみせると「これこそ理想の光景」だそうです。 ダム建設より、河川の工事の方が双方にメリットあると思えるのですが
2019年10月丸森町へ 秋の長雨で晴天がなくボランティアで来れる人も少ないです。水が引いていません
上は丸森町のボランティアセンター、やっと天気が回復し3連休、集結したボランティアは800人ぐらい。ここは大丈夫だと思い、不足している相馬市に急いで向かったら「ボランティア来ないのでセンターは閉鎖しました」とのこと。選挙準備にかかるようです。役場の後ろの体育館には避難しているお年寄りがいましたが
福島県川俣町、街中の山が採掘されています。ここからの土砂が市街地に流れ込んだ跡も明らかです
宮城県丸森町、米どころなのに。今年に実りの秋はつらすぎる。農家さんの苦労の結晶の稲わらが無残な姿に
丸森町も広いです。山間部の道はいたるところで寸断されています。
倒木や落石でふさがれ、中には下の土が流され表面のアスファルトだけになっている個所も!! 宮城県も福島同様県議選です。 選挙は延期して、道路の安全確認と対処を急いで頂きたい
下の写真は福島県二本松市。土砂崩れ防止の柵は住民自身がされてものです。
「選挙カーもここには来ない、人が少ない所は切り捨てよ」とリンゴ農家さん、怒ってました。
松川も氾濫、40年ぐらいの木の足元の土がなく、根っこで立っています。今回の豪雨は数十年ぶりの豪雨だったのだとわかります。岸と川の区別がつきません
岩手県久慈市、市内には久慈川があります。ここも川岸が崩れてます
この1年 山の木や土砂が至る所で削られるようになりました。
今回の大雨による土砂崩れと関連があると思います。山を削って、コンクリート事業ですか、、、
広い川にも多量の土砂が、、、川にかかる線路のために土手を削って高さが半分になっています。
2019年⒓月、いわき市高萩 夏井川が氾濫。ここもひどい、、、それでも駅には門松が。来年は大雨が来ませんように
宮城県大崎市、米どころが。川岸がさらに削られています。家が倒壊寸前。水の勢いの強さを知らされます。
近隣の高校生と大学生の人たちとボランティアをさせていただきました
川には土砂が大量に流れ込んで、川底がさらに浅くなっています。
橋脚の足元を見てギョギョ!見えてる、浮いている、悪質リフォームか~
2019年⒓月やっと4号線内陸から、丸森町に入れるようになりました。と言っても、山越えの道路の被害はひどいです。 田んぼには未だ泥と水が残っています。
気になったのは、道路を水が流れていることです。排水路が土砂で埋まっているせいでしょう。こういう状態が続くと、地盤がゆるんで二次崩落が起きるのではないかと、、、
丸森町。今年最後のボランティア。家を埋めた土砂の片づけです。、丸太、石、針金、プラスチック、木に布、それらを手作業で分けて、土砂だけにしてトラックで何回も皆ではこびました。
近くの山の採掘がされていました、、、そんなに土砂が欲しいならこの土砂を使ってもらいたいです。一石三鳥